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子ども相談部門は、子どもと親のための相談室として、地域の皆様に利用していただくために開かれています。
支援
面談・プレイセラピー
園・学校に行きたがらない、友達関係の悩み、育児に関する悩み、子どもの発達の遅れ、学習上・行動上の問題、家族関係の悩み、将来に関する悩み、自分自身のこと、など乳幼児期から青年期にいたる過程で浮かび上がるさまざまな課題に関して、悩んでいるご本人や保護者の方々との面談や、子どもとのプレイセラピーをしていきます。
親子関係の発展をめざすPCIT(親子相互交流療法)という新しいセラピーも実施しています。
園・学校に行きたがらない、友達関係の悩み、育児に関する悩み、子どもの発達の遅れ、学習上・行動上の問題、家族関係の悩み、将来に関する悩み、自分自身のこと、など乳幼児期から青年期にいたる過程で浮かび上がるさまざまな課題に関して、悩んでいるご本人や保護者の方々との面談や、子どもとのプレイセラピーをしていきます。
親子関係の発展をめざすPCIT(親子相互交流療法)という新しいセラピーも実施しています。
コンサルテーション
地域の保育所や幼稚園・学校や子ども家庭支援センター等において日々なされる保育・教育活動や相談活動へのコンサルテーションを行っております。
グループ・ワーク
これまでに、DV被害を受けた母子へのコンカレントプログラムを実施してきました。
地域の保育所や幼稚園・学校や子ども家庭支援センター等において日々なされる保育・教育活動や相談活動へのコンサルテーションを行っております。
グループ・ワーク
これまでに、DV被害を受けた母子へのコンカレントプログラムを実施してきました。
- PCIT(Parent-Child Interaction Therapy"親子相互交流療法")
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PCIT(Parent-Child Interaction Therapy"親子相互交流療法")
PCITとは
PCIT(Parent-Child Interaction Therapy; “親子相互交流療法”)は、1970年代前半に米フロリダ大学のアイバーグ教授らのグループにより開発された親子に対する心理療法プログラムです。日本には2000年代に導入され、現在、その有効性から実施が広まっています。PCITの流れ
第1段階では、子どもの否定的な行動を減らし、肯定的な行動を増やすことを目標とし、そのために養育者はPRIDE技法と呼ばれる子どもへのかかわり方を習得します。次の第2段階では、養育者は適切な指示の出し方を学び、子どもがその指示に忠実に従えるようにすることを目標とします。また、子どもが養育者の指示に忠実に従えなかったときには、タイムアウトと呼ばれる技法を学びます。ライブコーチング
PCITは、養育者と子どもに向けて行われ、養育者に対するライブコーチング(実況指導)に特徴づけられています。養育者と子どもとが2人で遊んでいる様子をビデオカメラで撮影し、それをセラピストのいる別室のモニターに生中継で映し出し、セラピストがそのモニターを見ながらトランシーバーを使って養育者にライブコーチングをします。セラピストは「今、お子さんが積木を重ねていますね。その様子を言葉で描写してみましょう」「粘土を上手に丸めているね、と具体的に褒めてください」などとタイムリーにコーチングをします。このようなライブコーチングを通して、養育者はいくつかの技法を習得していくことになります。PCITの効果
何歳に効果がある?
2~7歳での効果が実証されています。どんな行動に効果がある?
言うことを聞かない、叩いたり蹴ったりする、暴言をはく、物を壊す、落ち着きがない、嘘をつく、自信がない、etc…利用者の声
落ち着きが無く、友達とも仲良く遊べず、話も聞けない子でしたが、PCITを始めてすぐ、遊びに集中するようになり、「特別な遊びやろう」と誘ってくるようになりました。他のことでも集中できるようになり、言うことも聞くようになり、子育てに自信が持てました。コーチに見られていることは、恥ずかしくもあり緊張しますが、困った時には助けてくれる人がいるんだと安心できるようになりました。
PCITは、セラピスト、養育者、子どもの三者が同時にかかわりを持てることから大きな効果が上がっています。ご興味のある方は、詳しい図解(PCITパンフレット)もご覧ください。PCITに関する情報は、PCIT-Japanのホームページでもご覧になれます。(子ども相談部門)
- コンカレントプログラム
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コンカレントプログラム
コンカレントプログラム(母子同時並行プログラム)とは
コンカレントプログラムは、DV被害を受けたお母さんと子どものためのグループによる心理教育プログラムです。カナダのオンタリオ州ロンドン市で開発されたもので、日本へはNPO法人RRP研究会(代表:信田さよ子)によって導入されました。
お母さんと子どものそれぞれのグループが同時期に同じテーマに取り組みながら、母子それぞれの回復や母子関係の回復を目指していきます。本プログラムは全7回で毎週行われます。各回の活動時間は2時間で、それぞれのグループでテーマに沿った話し合いやアクティビティを行います。プログラムの内容
毎回のセッションでは、母親・子どもグループ共に『暴力』『感情』『責任』『安全』の概念を核とした心理教育活動が全回通して重層的に展開していきます。
子どもグループは、子どもたちが経験してきたことや感情を安全に言葉にしたり、両親の間で起きた暴力は子どもの責任ではないこと等を学んだりして、家族の中で起きたことを乗り越えることができるような活動を目指しています。子どもグループでは、話し合いの他におやつを食べたり遊んだりする時間もあり、お子さんが安心して過ごせるように工夫されています。
母親グループでは、母親自身や子どもに起きている心身の問題をDVの被害としてとらえ、母親自身が回復していくことと子どもの回復と成長を助けるための考え方やスキルを提供していきます。そして、母親たちが自分自身の体験と現状を適切に理解し、母親同士が関係を築き支え合うことによって母親自身への治療的効果を持つことを目指しています。子どもグループのテーマ
第1回 暴力って何だろう 第2回 感情を知ろう 第3回 家族のなかで体験した暴力を話そう 第4回 暴力の責任を理解しよう/問題を解決する方法を考えよう 第5回 怒りの気持ちと表現の仕方を知ろう 第6回 家族の変化と安全について考えよう 第7回 グループで学んできたことを祝おう 母親グループのテーマ
第1回 つながりを作り、沈黙を破る 第2回 多くの感情を大切にすること 第3回 父親から母親に対する暴力による、子どもへの影響 第4回 父親から母親への暴力の責任について理解する 第5回 対立や怒りを理解し、子どもの健康的な怒りの表現をサポートする 第6回 喪失を悼み、新たなつながりを育てること 第7回 セルフケアの重要性と、ここまできたことを祝福し、前に進 申し込みから参加までの流れ
参加者の募集
2016年は心理臨床センターでは募集していません。NPO法人RRP研究会にお問い合わせください。
RRP研究会メールアドレス welcome@RRPken.jp
ご相談の流れ
※当センターは、臨床心理士・公認心理師の養成を行っており、大学院生が面接担当や面接への同席を行っております。予めご了承ください。
※ご相談の内容によっては、より適当と考えられる援助を提案したり、より適当と考えられる機関を紹介することもあります。
まずお電話にてお申し込みください。
TEL 03-5530-7696
※ご相談の内容によっては、より適当と考えられる援助を提案したり、より適当と考えられる機関を紹介することもあります。
まずお電話にてお申し込みください。
TEL 03-5530-7696
相談受付時間
相談料金
初回面接(90分)4,000円(原則)
2回目以降(50分)3,000円(原則)
※内容によって料金が異なる場合があります。
2回目以降(50分)3,000円(原則)
※内容によって料金が異なる場合があります。